生きる意味はない「生きる意味を創れる」それが霊魂です

神が存在するならば、
なぜ苦しみや悲しみ戦争などの苦痛を
無くしてくれないのだろうか。

 

私たちにとって神という存在は、
どういうものなのだろう。

 

本当に神というのは在るのだろうか。

 

辞書を見ると
「１−超人間的な霊力をもった存在。
２−人知を超えた不思議なはたらき。」
とあります。

 

地球や宇宙を見渡せば、
計り知れなく大きいし無限に見えます。

 

私たちの知ることのできない不思議な力は
明らかに存在しています。

 

ここで、自然界の法則から考えてみます。

 

因果律です。

 

一切のものは原因があって生起し、
原因がなくては何ものも生じないという法則のことです。

 

”偶然”という言葉ほど、軽いものはないでしょう。

 

もし偶然に宇宙が誕生し、
偶然に地球が誕生し、
そして人が偶然に生まれたのだとすれば、
偶然にも重力に逆らって空を飛べることもできるでしょう。

 

しかし、原因があるから結果があり、
私たちは飛行機という手段を使って空を飛んでいます。

 

地球の環境を見れば、
私たち人の手によって創造されたものは
とても多いと言えます。

 

家、車、電車、まち、用水、ダム、森林など、
多くが人の手によって創造されています。

 

計画なしに創造されたものは何一つないはずです。

 

誰かの思いが計画となり、
実施されているのです。

 

では、地球や宇宙の創造はどうでしょうか。

 

因果律から考えれば明らかです。

 

計画なしに創造されるものは何一つありません。
地球や宇宙の創造も原因があるからです。

 

すべての原因であるところ、
つまり原点という存在が
全存在の第一原理となります。

 

よって、原点が神という存在なのです。

 

ここで親子という視点から考えています。

 

子が誕生する原因は、
親にあります。

 

では、親と子は、同一人物でしょうか。

 

そうではありません。
親は原因であって、
原因と結果の両方ではないということです。

 

ということは、
原因である神からみて、
人は神の子であるが、
神ではないということになります。

 

ここに、人が生きるうえで
大切なカギが隠されています。

 

神は原因であり宇宙が結果です。

 

私たち人は、
この因果律の中に創造されました。

 

その因果律という法則を、
私たちも使うことができるということです。

 

私たち一人ひとりが意識という原因であり、
人生という結果を創造することができる
偉大なる存在なのです。